使い方
- メールのヘッダー
ヘッダーを貼る
- 配送経路と遅延SPF・DKIM・DMARC
経路と認証を分けて見る
- 注意点の一覧DNS や IP は照会しない
注意点を一覧にする
メールのヘッダーを入力欄に貼ります。Gmail は「メッセージのソースを表示」、Outlook は「プロパティ」のインターネットヘッダーです。.eml ファイルも読めます(「サンプルで試す」でも試せます)。
「なりすましの可能性がある点・確認したい点」で、認証の失敗や、From と Return-Path・Reply-To の不一致を見ます。
「配送経路」で、各サーバーの通過時刻・前からの遅延・TLS の記録・IP の種類(プライベート/公開)を確認します。
「認証結果」と「From のドメインとの一致」で、SPF・DKIM・DMARC の結果と、DKIM の d= や SPF のドメインが From と合っているかを見ます。
誰かに見せるときは「共有用」の版をコピーします。メールアドレスと IP を番号に置き換えます。
できること
配送経路を時系列に
Received を古い順に並べ、from・by・プロトコル・時刻(UTC)・前のサーバーからの遅延を表にします。60 秒以上の遅延は強調し、時刻が戻っている箇所も示します。
TLS とプライベート IP の区別
with ESMTPS などの記録から TLS の有無を、各ホップの IP からプライベート(10.x・192.168.x・172.16〜31.x・fd00::/8 など)と公開の別を表示します。
認証結果を一覧
Authentication-Results・ARC-Authentication-Results・Received-SPF の spf・dkim・dmarc を pass・fail・softfail・none ごとに色と文字で示し、DKIM-Signature の d=・s=・a=・h= も読み出します。
DMARC のアライメントを説明
From のドメインと、DKIM の d=・SPF のドメインが一致するか(同じ/親子/不一致)を示します。表示名にある別のアドレス、Reply-To・Return-Path の不一致、日付のずれも、断定せず確認点として挙げます。
伏せた版をコピー
メールアドレスと IP を [email-1]・[ip-1] に置き換えた全ヘッダーをコピー・保存できます。エンコードされた表示名は復号してから伏せます。
こんなときに
- 怪しいメールの送信元が本当に名乗っているドメインか、手がかりを探したい
- メールが遅れて届いた理由を、どのサーバーで時間がかかったかで確かめたい
- 自社の送信メールで SPF・DKIM・DMARC がどう記録されたかを確認したい
- Received や Authentication-Results の読み方を、実物のヘッダーで知りたい
- ヘッダーを問い合わせ窓口や社内の担当者に送る前に、アドレスと IP を伏せたい
対応状況
| 機能 | 対応 | 補足 |
|---|---|---|
| ヘッダーの解析(折り返し行・=?UTF-8?B?…?= / Q のエンコードの復号・.eml・本文付きの貼り付け) | 対応 | — |
| 配送経路・遅延・TLS の記録・プライベート/公開 IP の区別 | 対応 | — |
| SPF・DKIM・DMARC の結果の一覧と、From のドメインとの一致の確認 | 一部対応 | 記録された結果を読むだけです。一致の判定は文字列の比較で、公開サフィックス一覧は使いません(example.co.uk のような組織ドメインの判定は DMARC と異なることがあります) |
| DKIM 署名の検証・SPF レコードの取得・DMARC ポリシーの確認 | 非対応 | DNS の照会が必要なため行いません。ドメインの DNS は DNS の確認ツールで調べてください |
| IP の国・地域・事業者の判定、WHOIS、ドメインの登録情報 | 非対応 | 外部への照会を行わないため判定しません。IP は種類(プライベート/公開)だけを示します |
| メールが本物かどうかの判定 | 非対応 | 不審な点の目安を示すだけです。ヘッダーは送信者が偽造でき、正規のメールでも不一致は起こります |
制限・注意事項
- 貼り付けは 30 万字までです。.eml・テキストファイルは先頭の 30 万字だけを読みます。
- ヘッダーは 2000 個まで読みます。1 つのヘッダーの解析は先頭の 1 万字までです。
- 日時はタイムゾーンの数字(+0900 など)がある形式だけ読みます。JST などの略称だけの日時は読めず、遅延を出しません。
- Received の書き方は送信サーバーごとに違うため、読み取れない項目は「—」と表示します。
- 認証結果のヘッダーは送信者も書き込めます。自分の受信サーバーが付けたものか、ホスト名で確かめてください。
- 伏せた版で消すのはメールアドレスと IP アドレスだけです。ホスト名・ドメイン・件名・Message-ID・署名の値は残ります。
プライバシーと安全性
貼り付けたヘッダー・ファイルの解析はすべてお使いのブラウザの中で行われ、サーバーへ送信・保存されません。DNS・WHOIS・IP の位置の照会など、外部への通信もしません。
よくある質問
メールヘッダーはどこで見られますか?
Received ヘッダーはどの順に読めばよいですか?
SPF・DKIM・DMARC の pass と fail は何を意味しますか?
なりすましメールかどうかは分かりますか?
DKIM の署名は検証できますか?
貼ったヘッダーは送信されますか?
関連ツール
エンコード・デコード(Encode / Decode Studio)
文字化けした %E3%81%82 や eyJ… のトークンを貼るだけで形式を自動判別して元に戻します。エラーは「何文字目の何が不正か」まで表示し、処理はすべてブラウザ内で完結します。
秘密情報スキャナー(Secret Scanner)
コードや設定ファイルを貼る・ドロップするだけで、公開前に消すべき秘密情報の候補を行番号つきで一覧します。値は既定で伏せ字、*** に置き換えたコピーも作れます。あくまで補助ツールで、検出漏れがないことは保証しません。
IP・CIDR・サブネット計算
IP アドレス/CIDR を入れるだけで、ネットワークアドレス・ブロードキャスト・使えるホスト範囲・サブネットマスクがすぐ分かります。サブネット分割(VLSM)、範囲⇔CIDR 変換、IP リストの照合まで、IPv4 と IPv6 の両方に対応します。
HAR 秘密情報削除(HAR Sanitizer)
ブラウザの開発者ツールで保存した HAR を読み込み、Cookie・認証ヘッダー・URL のトークン・パスワード・JWT などを伏せた .har を保存します。サポートへ送る前に使うための補助ツールで、すべての秘密を見つける保証はありません。HAR は端末の外へ送られません。
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