メールヘッダー・配送経路解析

Gmail の「メッセージのソースを表示」や .eml のヘッダーを貼ると、Received を時系列に並べた配送経路・認証結果・From との不一致を確認できます。すべてブラウザの中で処理し、DNS・WHOIS・IP の位置の照会はしません。

端末内で処理・アップロードなしスマホ対応オフライン対応ベータ

ファイルや入力内容はお使いの端末(ブラウザ)の中だけで処理され、サーバーへは送信されません。

Gmail の「メッセージのソースを表示」、Outlook の「プロパティ」のインターネットヘッダー、.eml の中身を貼れます。本文が付いていてもヘッダーだけを使います。入力は送信せず、DNS・WHOIS・IP の位置の照会もしません。

.eml・テキストファイルをここへ

対応形式: .eml / .txt1 ファイル最大 50 MB

使い方

  1. メールのヘッダー

    ヘッダーを貼る

  2. 配送経路と遅延
    SPF・DKIM・DMARC

    経路と認証を分けて見る

  3. 注意点の一覧DNS や IP は照会しない

    注意点を一覧にする

メールヘッダーを貼ると、配送経路と認証結果、なりすましの疑いを確かめる流れ
  1. メールのヘッダーを入力欄に貼ります。Gmail は「メッセージのソースを表示」、Outlook は「プロパティ」のインターネットヘッダーです。.eml ファイルも読めます(「サンプルで試す」でも試せます)。

  2. 「なりすましの可能性がある点・確認したい点」で、認証の失敗や、From と Return-Path・Reply-To の不一致を見ます。

  3. 「配送経路」で、各サーバーの通過時刻・前からの遅延・TLS の記録・IP の種類(プライベート/公開)を確認します。

  4. 「認証結果」と「From のドメインとの一致」で、SPF・DKIM・DMARC の結果と、DKIM の d= や SPF のドメインが From と合っているかを見ます。

  5. 誰かに見せるときは「共有用」の版をコピーします。メールアドレスと IP を番号に置き換えます。

できること

配送経路を時系列に

Received を古い順に並べ、from・by・プロトコル・時刻(UTC)・前のサーバーからの遅延を表にします。60 秒以上の遅延は強調し、時刻が戻っている箇所も示します。

TLS とプライベート IP の区別

with ESMTPS などの記録から TLS の有無を、各ホップの IP からプライベート(10.x・192.168.x・172.16〜31.x・fd00::/8 など)と公開の別を表示します。

認証結果を一覧

Authentication-Results・ARC-Authentication-Results・Received-SPF の spf・dkim・dmarc を pass・fail・softfail・none ごとに色と文字で示し、DKIM-Signature の d=・s=・a=・h= も読み出します。

DMARC のアライメントを説明

From のドメインと、DKIM の d=・SPF のドメインが一致するか(同じ/親子/不一致)を示します。表示名にある別のアドレス、Reply-To・Return-Path の不一致、日付のずれも、断定せず確認点として挙げます。

伏せた版をコピー

メールアドレスと IP を [email-1]・[ip-1] に置き換えた全ヘッダーをコピー・保存できます。エンコードされた表示名は復号してから伏せます。

こんなときに

  • 怪しいメールの送信元が本当に名乗っているドメインか、手がかりを探したい
  • メールが遅れて届いた理由を、どのサーバーで時間がかかったかで確かめたい
  • 自社の送信メールで SPF・DKIM・DMARC がどう記録されたかを確認したい
  • Received や Authentication-Results の読み方を、実物のヘッダーで知りたい
  • ヘッダーを問い合わせ窓口や社内の担当者に送る前に、アドレスと IP を伏せたい

対応状況

機能対応補足
ヘッダーの解析(折り返し行・=?UTF-8?B?…?= / Q のエンコードの復号・.eml・本文付きの貼り付け)対応—
配送経路・遅延・TLS の記録・プライベート/公開 IP の区別対応—
SPF・DKIM・DMARC の結果の一覧と、From のドメインとの一致の確認一部対応記録された結果を読むだけです。一致の判定は文字列の比較で、公開サフィックス一覧は使いません(example.co.uk のような組織ドメインの判定は DMARC と異なることがあります)
DKIM 署名の検証・SPF レコードの取得・DMARC ポリシーの確認非対応DNS の照会が必要なため行いません。ドメインの DNS は DNS の確認ツールで調べてください
IP の国・地域・事業者の判定、WHOIS、ドメインの登録情報非対応外部への照会を行わないため判定しません。IP は種類(プライベート/公開)だけを示します
メールが本物かどうかの判定非対応不審な点の目安を示すだけです。ヘッダーは送信者が偽造でき、正規のメールでも不一致は起こります

制限・注意事項

  • 貼り付けは 30 万字までです。.eml・テキストファイルは先頭の 30 万字だけを読みます。
  • ヘッダーは 2000 個まで読みます。1 つのヘッダーの解析は先頭の 1 万字までです。
  • 日時はタイムゾーンの数字(+0900 など)がある形式だけ読みます。JST などの略称だけの日時は読めず、遅延を出しません。
  • Received の書き方は送信サーバーごとに違うため、読み取れない項目は「—」と表示します。
  • 認証結果のヘッダーは送信者も書き込めます。自分の受信サーバーが付けたものか、ホスト名で確かめてください。
  • 伏せた版で消すのはメールアドレスと IP アドレスだけです。ホスト名・ドメイン・件名・Message-ID・署名の値は残ります。

プライバシーと安全性

貼り付けたヘッダー・ファイルの解析はすべてお使いのブラウザの中で行われ、サーバーへ送信・保存されません。DNS・WHOIS・IP の位置の照会など、外部への通信もしません。

よくある質問

メールヘッダーはどこで見られますか?
Gmail は、メールを開いて右上の「︙」→「メッセージのソースを表示」です。Outlook は、メールのプロパティにある「インターネットヘッダー」です。Thunderbird は「表示」→「メッセージのソース」で見られます。全文をコピーして貼ってください。
Received ヘッダーはどの順に読めばよいですか?
各サーバーが自分の分を上に足すため、一番下が送信側、一番上が最後に受け取ったサーバーです。このツールは古い順に並べ替え、前のサーバーからの遅延も表示します。一番下の 1 つは送信側が書いたもので、偽装されうる点に注意してください。
SPF・DKIM・DMARC の pass と fail は何を意味しますか?
SPF は送信サーバーの IP がそのドメインの許可リストにあるか、DKIM はメールに付いた署名が改ざんされていないか、DMARC はそれらの結果が From のドメインと一致するかを示します。fail は検査に通らなかった、softfail は通らないが拒否はしない弱い警告、none は検査対象がなかったという意味です。
なりすましメールかどうかは分かりますか?
断定はできません。From と Return-Path・Reply-To のドメインの不一致、表示名に入った別のアドレス、認証の失敗など、疑う手がかりを示します。ヘッダーは送信者が偽造でき、配信サービスや転送では正規のメールでも不一致が起こります。
DKIM の署名は検証できますか?
このツールでは検証しません。検証には、署名のセレクターとドメインから DNS の公開鍵を取得する必要があり、外部への照会をしない方針のためです。署名の d=・s=・a=・h= を読み出して表示します。受信サーバーが検証した結果は Authentication-Results に載っています。
貼ったヘッダーは送信されますか?
いいえ。解析はブラウザの中だけで行い、サーバーへ送りません。DNS や IP の位置の照会もしません。

エンコード・デコード(Encode / Decode Studio)

文字化けした %E3%81%82 や eyJ… のトークンを貼るだけで形式を自動判別して元に戻します。エラーは「何文字目の何が不正か」まで表示し、処理はすべてブラウザ内で完結します。

アップロードなし

秘密情報スキャナー(Secret Scanner)

コードや設定ファイルを貼る・ドロップするだけで、公開前に消すべき秘密情報の候補を行番号つきで一覧します。値は既定で伏せ字、*** に置き換えたコピーも作れます。あくまで補助ツールで、検出漏れがないことは保証しません。

アップロードなし

IP・CIDR・サブネット計算

IP アドレス/CIDR を入れるだけで、ネットワークアドレス・ブロードキャスト・使えるホスト範囲・サブネットマスクがすぐ分かります。サブネット分割(VLSM)、範囲⇔CIDR 変換、IP リストの照合まで、IPv4 と IPv6 の両方に対応します。

アップロードなし

HAR 秘密情報削除(HAR Sanitizer)

ブラウザの開発者ツールで保存した HAR を読み込み、Cookie・認証ヘッダー・URL のトークン・パスワード・JWT などを伏せた .har を保存します。サポートへ送る前に使うための補助ツールで、すべての秘密を見つける保証はありません。HAR は端末の外へ送られません。

アップロードなしベータ

最終更新: