使い方
PEM(-----BEGIN ... -----)・Base64・16 進の文字列を入力欄に貼ります。DER ファイル(.der・.cer・.crt・.p7b など)は、ファイルを選ぶかドロップします。
木の各行で、オフセット・タグ(クラス・構築か基本か・番号)・長さ・値を確認します。OID は登録名が付きます。
「注意が必要な点」で、長さの誤り・余りのバイト・DER でない符号化(INTEGER の不要な先頭 0 など)を確かめます。
秘密鍵が含まれていると値は伏せられ、警告が出ます。「値を表示」を押したときだけ画面に出ます。
「結果をコピー」か「テキストで保存」で、木の内容を文字として取り出せます。
できること
タグと長さを一つずつ読む
タグのクラス・構築か基本か・番号(高い番号の複数バイト形式を含む)、短い長さ・長い長さ・不定長(BER)を読み、オフセットとともに木で示します。
型ごとに値を読む
INTEGER は 16 進と 10 進(512 バイトまで)、OID はドット表記と名前(よく使う約 60 件)、BIT STRING は未使用ビット数、UTCTime・GeneralizedTime は ISO 形式に直します。
入れ子の DER を開く
OCTET STRING や BIT STRING の中身が、最後まで DER(SEQUENCE・SET)として読めるときだけ入れ子として開きます。読めなければ生の値のまま表示します。
DER の規則違反を指摘
長さが残りより長い、余りのバイトがある、INTEGER に不要な先頭 0 がある、長さが最短の形式でない、BOOLEAN が 00・FF 以外、などを注記します。
秘密鍵は値を伏せる
PKCS#8・RSAPrivateKey・ECPrivateKey・暗号化された秘密鍵の構造を検出すると、INTEGER と OCTET STRING の値を既定で伏せます。表示は利用者が押したときだけで、保存もしません。
こんなときに
- 証明書や鍵ファイルの中身を、項目の意味づけをせずに DER の構造のまま確かめたい
- OID(署名アルゴリズム・曲線・拡張)が何を指すかを調べたい
- DER として正しく書かれているか(不要な先頭 0・長さの形式)を確かめたい
- 鍵ファイルを開いてしまったが、値は見ずに構造だけ確かめたい
対応形式
入力
出力
対応状況
| 機能 | 対応 | 補足 |
|---|---|---|
| DER・BER の TLV を木で表示(タグ・長さ・値・オフセット) | 対応 | — |
| OID の名前の表示 | 一部対応 | よく使う約 60 件だけ。一覧にない OID は数字のまま表示します |
| 証明書・CSR の項目を意味のある名前で一覧にすること | 非対応 | OID の名前だけを表示します。有効期限や SAN の一覧は「証明書・CSR・PEM Studio」を使ってください |
| 不正な符号化の指摘(DER の規則) | 一部対応 | 代表的な違反だけを指摘します。すべての違反を網羅するものではありません |
| 秘密鍵の値の表示・パスフレーズによる復号 | 非対応 | 秘密鍵の値は既定で伏せ、復号はしません |
| 署名の検証・証明書チェーンの確認 | 非対応 | 構造を読むだけで、署名や信頼は確認しません |
| PKCS#12(.p12 / .pfx)の中身 | 非対応 | パスワードで暗号化されているため読みません |
| DER への変換・保存 | 非対応 | 読んで表示するだけで、変換したファイルは作りません |
| サーバーへの送信 | 非対応 | 入力は端末の中だけで処理し、送信しません |
制限・注意事項
- 入力は 5 MB まで(16 進・Base64 のテキストは 1,200 万文字まで)。PEM のブロックは 100 件までです。
- 読むのは最大 2 万ノード・入れ子の深さ 64 までです。上限を超えた部分は読まず、注記します。
- 16 進の表示は各値の先頭 32 バイトまで。INTEGER の 10 進表示は 512 バイトまでです。
- 16 進と Base64 は文字の並びで判定します。16 進の文字だけで偶数長のテキストは 16 進として読みます。
- 秘密鍵の値(INTEGER・OCTET STRING)は画面に出しません。「値を表示」を押すと見えるようになります。
プライバシーと安全性
貼り付けた内容とファイルの解析は、すべてお使いのブラウザの中で行われます。入力・ファイル名・解析結果がサーバーへ送られたり保存されたりすることはありません。秘密鍵の値は既定で伏せ、保存もしません。
よくある質問
ASN.1 をデコードするにはどうすればよいですか?
DER と BER の違いは何ですか?
証明書の有効期限や SAN を項目ごとに見たいときは?
秘密鍵の PEM を貼るとどうなりますか?
一覧にない OID はどうなりますか?
SSH の公開鍵(ssh-ed25519 など)も読めますか?
関連ツール
証明書・CSR・PEM Studio
PEM・DER(.cer/.crt)・CSR・PKCS#7(.p7b)を読み、Subject・有効期限(残り日数)・SAN・公開鍵・署名アルゴリズム・SHA-256 フィンガープリントなどを一覧にします。チェーンの並び順と署名も確かめ、PEM と DER を変換できます。すべてブラウザの中で処理し、秘密鍵は読み込みません。
Binary Data Studio(バイナリビューア・16進ダンプ)
ファイルをドロップすると、オフセット・16 進・文字欄の 16 進ダンプで開きます。巨大なファイルも見えている範囲だけを読むので固まらず、データは端末の外へ送りません。検索・値の解釈・比較・書き出しまで 1 画面でできます。
エンコード・デコード(Encode / Decode Studio)
文字化けした %E3%81%82 や eyJ… のトークンを貼るだけで形式を自動判別して元に戻します。エラーは「何文字目の何が不正か」まで表示し、処理はすべてブラウザ内で完結します。
TOTP Studio(二段階認証コードの確認)
2FA(二段階認証)を実装・検証する開発者向けに、秘密鍵から TOTP / HOTP のコードを計算し、otpauth:// URI と QR コードを作成・読み取りします。計算はブラウザ内の Web Crypto だけで行い、秘密鍵は送信も保存もしません。
SSH 鍵 Studio
ssh-ed25519・ssh-rsa・ecdsa-sha2-nistp256 などの公開鍵や authorized_keys・known_hosts の行を貼ると、種類・ビット数・指紋(SHA256 は ssh-keygen -lf と同じ形、MD5 はコロン区切り)を表示します。秘密鍵は中身を表示せず、公開鍵だけを貼るよう警告します。
暗号・ハッシュ計算(Crypto Studio)
テキストを入れるだけで SHA-256 や SHA-3 など 12 種類のハッシュ値を一度に表示。Webhook 署名の HMAC 照合、パスワードでのテキスト暗号化、鍵ペアの生成、bcrypt の作成と照合まで、送信なしで手元の端末だけで行えます。
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