使い方
上部で「ハッシュ」「HMAC」「暗号化・復号」「鍵ペア生成」「bcrypt」から目的の機能を選びます。
ハッシュ: テキストを入力すると、選んだアルゴリズムの値が即座に表示されます。16 進数や Base64 の入力も「入力の解釈」で切り替えられます。
HMAC: メッセージと鍵を入力し、受け取った署名を「照合する値」に貼ると一致・不一致を表示します。
暗号化: パスワードと平文を入れて「暗号化する」を押し、出てきた Base64 を保存します。復号は同じパスワードと暗号文を入れて「復号する」を押します。
鍵ペア生成・bcrypt: 種類やコストを選んでボタンを押し、結果をコピーまたは保存します。
できること
12 種類のハッシュを一度に
MD5・SHA-1・SHA-224/256/384/512・SHA3-256/512・BLAKE2b・BLAKE3・CRC32・xxHash64 を同時に計算し、hex(大文字・小文字)と Base64 で出力します。照合したい値を貼ると、どのアルゴリズムと一致したかを行ごとに示します。
文字コードの違いも再現
テキストを UTF-8 / UTF-16LE のどちらとして扱うかを選べるほか、16 進数や Base64 で与えたバイト列そのもののハッシュも計算できます。「他のツールと値が違う」原因の切り分けに役立ちます。
自己記述型の暗号文
パスワードから PBKDF2-SHA256(60 万回)または Argon2id(64 MiB)で鍵を導出し、AES-256-GCM で暗号化します。暗号文には形式のバージョン・鍵導出の設定・ソルト・IV が含まれ、それらも改ざん検知の対象です。
分かりやすいエラー
パスワード違い・改ざん・コピー漏れ(途中で切れた暗号文)・形式違いを区別して表示します。悪意のある暗号文で端末が固まらないよう、極端な鍵導出の設定は復号前に拒否します。
鍵ペアを PEM と JWK で
RSA-OAEP / RSA-PSS(2048・3072・4096 ビット)、ECDSA(P-256・P-384)、Ed25519 の鍵ペアを生成し、SPKI / PKCS#8 の PEM と JWK の両方で出力します。公開鍵の SHA-256 フィンガープリントも表示します。
bcrypt の作成と照合
コスト 4〜15 で bcrypt ハッシュを作成し、$2a$ / $2b$ / $2y$ 形式のハッシュと照合できます。72 バイトを超えるパスワードは後半が無視される bcrypt の仕様も警告します。
こんなときに
- 配布されたテキストやトークンの SHA-256 を、公開されている値と照合したい
- Stripe や GitHub などの Webhook 署名(HMAC-SHA256)が正しいか、実装前に手計算で確かめたい
- 短いメモや設定値を、パスワード付きで暗号化して保管・受け渡ししたい
- JWT の署名検証やテスト用に、ECDSA や RSA の鍵ペアを PEM / JWK で用意したい
- データベースに保存された bcrypt ハッシュが、どのパスワードと一致するか確認したい
対応形式
ハッシュ
入力の形式
鍵の出力
対応状況
| 機能 | 対応 | 補足 |
|---|---|---|
| テキストのハッシュ値計算(12 種類) | 対応 | 最大 10 MB |
| HMAC(SHA-256 / 384 / 512 / SHA-1)の計算と照合 | 対応 | — |
| パスワードによる AES-256-GCM 暗号化・復号 | 対応 | PBKDF2 または Argon2id |
| 鍵ペア生成(RSA / ECDSA / Ed25519) | 一部対応 | Ed25519 は対応ブラウザのみ。SSH 形式・CSR は非対応 |
| bcrypt の作成・照合 | 対応 | コスト 4〜15 |
| ハッシュ値から元の文字列を復元(いわゆる「ハッシュの復号」) | 非対応 | ハッシュは一方向の関数で、復元はできません |
| OpenSSL など他ツールの暗号文の復号 | 非対応 | 本ツール独自の形式(LWE v1)のみ |
| ファイルのハッシュ値 | 非対応 | 「ファイルハッシュ・整合性確認」ツールで対応 |
制限・注意事項
- ハッシュ・HMAC の入力は最大 10 MB です。
- 暗号化・復号できるのはテキストのみで、本ツールで作成した形式(先頭が LWE の Base64)に限ります。
- Argon2id はメモリを 64 MiB 使うため、古いスマートフォンでは時間がかかったり失敗したりすることがあります。その場合は PBKDF2 をお使いください。
- bcrypt のコストは作成時 4〜15、照合時 17 までです(それ以上は処理時間が長すぎるため)。
- 生成した秘密鍵は暗号化されていない状態で表示されます。取り扱いには十分注意してください。
プライバシーと安全性
入力したテキスト・鍵・パスワード・生成した秘密鍵は、すべてお使いのブラウザの中だけで処理します。サーバーへの送信、ブラウザへの保存、アクセス解析への記録は行いません。暗号処理には、ブラウザ標準の Web Crypto API と、ページと一緒に配信する hash-wasm を使用しています。
よくある質問
ハッシュ値から元のパスワードや文字列に戻せますか?
MD5 や SHA-1 はもう使ってはいけないのですか?
他のサイトとハッシュ値が違うのはなぜですか?
暗号化したテキストは、どうやって復号しますか?
パスワードの保存には SHA-256 と bcrypt のどちらを使うべきですか?
関連ツール
パスワード生成・強度チェック(Password Studio)
開いた瞬間に 20 文字の強いパスワードを生成済み。記号の種類や除外する文字を細かく指定でき、覚えやすいパスフレーズにも切り替えられます。手持ちのパスワードの弱点チェックも、送信せずにこの端末の中だけで行います。
秘密情報スキャナー(Secret Scanner)
コードや設定ファイルを貼る・ドロップするだけで、公開前に消すべき秘密情報の候補を行番号つきで一覧します。値は既定で伏せ字、*** に置き換えたコピーも作れます。あくまで補助ツールで、検出漏れがないことは保証しません。
Share Safe・総合共有前チェッカー
ファイルを渡す前に、見えないところに残った個人情報・秘密情報を 1 ファイルずつ重大度つきで一覧し、消せるものは消した安全なコピーを作ります。作成後に再検査して、残ったリスクと手動での直し方も表示します。ファイルはアップロードされません。
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