使い方
ファイルをドロップするか「ファイルを選択」で開きます(画像・PDF・docx / xlsx / pptx・テキスト・ZIP を混ぜて複数可)。開くとすぐ検査が始まります。形式は拡張子でなく中身で判定します。
総合判定(共有してよさそう/要確認/危険)と、ファイルごとのリスク一覧を確認します。重要度は高・中・低、確認できなかった項目は「確認できない」と表示されます。
必要なら設定でテキストの個人情報の伏せ字やコメント削除を切り替え、「安全なコピーを作る」を押します。自動で消せるものだけを処理し、作ったコピーをその場で再検査します。
再検査の結果で、解消した項目・残った項目を確認します。変更履歴や非表示シートなど手動で直す項目には、直し方が表示されます。
個別のダウンロード、まとめて ZIP、リスクのレポート(CSV / JSON)を保存します。レポートにはファイル名・パスと検出の種類・件数が入り、見つかった値(氏名・キー・番号など)は含まれません。
できること
形式ごとに見る場所を変える
画像は位置情報・撮影日時・機種のシリアル・編集ソフト・埋め込みサムネイル、PDF は作成者・JavaScript・添付・コメント・フォームの値・黒塗りの下の文字、Office は作成者・会社・テンプレートのパス・ユーザー定義プロパティ・カスタム XML・コメント(作成者名つき)・変更履歴・非表示のシートや行列・非表示の名前定義・ピボットのキャッシュ・外部リンク・埋め込み・スピーカーノート・マクロ、テキストは秘密情報と個人情報を調べます。
黒塗りの下の文字を調べる
PDF のページの描画命令を読み、文字を描いたあとに重ねられた不透明な濃い色の四角が、文字(1 文字ずつ)の大部分を覆っていないかを調べます。長い 1 行の一部だけの黒塗りも対象です。画像で作った黒塗り、薄い色の四角、回転・曲線の図形、100 ページ超は判定できません。切り抜き(クリップ)は外接する四角でおおまかに扱います。
消せるものは安全なコピーに
画像と PDF は既存のメタデータ削除と同じ方式、Office は作成者・最終更新者・会社の消去と docx のコメント削除、テキストは秘密情報とメール・電話・マイナンバー形式・カード番号(Luhn 判定)の伏せ字、ZIP は不要ファイルの除去と中身の安全化をして作り直します。
作ったあとに再検査
安全なコピーをもう一度検査し、解消した項目と残った項目を並べて表示します。変更履歴の承諾など自動化していない項目は残るので、手動で直す手順を添えて示します。
判定は補助と明示
総合判定は、検出できた範囲の結果です。ページや画像の中に写っている情報、独自形式、暗号化された中身は確認できません。確認できなかった項目は「安全」ではなく「確認できない」として、判定を「要確認」にします。
こんなときに
- 取引先へ送る見積書・報告書(docx / xlsx)の作成者名、コメント、変更履歴、非表示シートを確認したい
- SNS やブログに載せる写真から位置情報・撮影日時・カメラのシリアル番号を取り除きたい
- 黒塗りにしたつもりの PDF に、下の文字が残っていないか確認してから公開したい
- ソースコードやログを ZIP で渡す前に、API キー・パスワード・メールアドレス・PC のユーザー名を探したい
- フォルダを ZIP にして送る前に、__MACOSX や .DS_Store などの不要ファイルを取り除きたい
対応形式
検査・安全なコピー
検査のみ
対応状況
| 機能 | 対応 | 補足 |
|---|---|---|
| 画像の位置情報・日時・シリアル・サムネイルの検出と削除 | 対応 | JPEG / PNG / WebP。HEIC・TIFF などは検出のみ |
| PDF の文書情報・JavaScript・添付・コメントの検出と削除 | 対応 | — |
| PDF の黒塗りの下に残る文字の検出 | 一部対応 | 不透明な濃い色の四角(1 つの path に複数あってもよい)のみ。画像で作った黒塗り・薄い色・回転や曲線の図形、100 ページ超は確認できません |
| Office の作成者・会社・テンプレートのパス・ユーザー定義プロパティの消去、docx のコメント削除 | 対応 | — |
| カスタム XML・非表示の名前定義・コメント作成者名の検出 | 一部対応 | 検出のみ。削除は Office で行います(コメントごと削除すると作成者名も消えます) |
| 変更履歴・非表示シート・マクロ・ピボット・ノートの検出 | 対応 | 消去は手動です(Office での承諾・削除が必要) |
| xlsx / pptx のコメントの削除 | 非対応 | 検出のみ。Office で削除してください |
| テキストの秘密情報・個人情報の検出と伏せ字 | 対応 | ヒューリスティックです。検出漏れ・誤検出があります |
| ZIP の中身の検査と作り直し | 一部対応 | 1 階層まで。入れ子の ZIP・暗号化ファイルは確認できません |
| 画像や PDF の中に写っている顔・文字(OCR)の検出 | 非対応 | — |
| ウイルス検査 | 非対応 | — |
制限・注意事項
- 1 回に最大 50 ファイル、1 ファイル 100 MB まで。1 ファイルずつ順番に処理します。
- ZIP は 1 階層だけ中身を検査します(上限 200 件、1 件 50 MB、展開後の合計 300 MB)。上限を超えた分と入れ子の ZIP は「確認できない」になります。
- テキストは先頭 5 MB まで検査します。それより大きいファイルは安全なコピーを作りません。
- PDF の黒塗りの確認は先頭 100 ページまでです。画像で作った黒塗り・薄い色の四角・回転や曲線の図形は判定できません。
- 判定は補助であり、すべてのリスクを検出できるわけではありません。ページや画像の中に写っている情報、独自形式、暗号化された中身は確認できません。
- 変更履歴の承諾、非表示シートの削除、マクロの除去、xlsx / pptx のコメント削除、黒塗りの適用は自動化していません。
プライバシーと安全性
ファイルの読み込み・検査・書き換え・ZIP 作成はすべてお使いのブラウザの中で行われます。ファイルやその内容、ファイル名がサーバーに送信・保存されることはなく、見つかった値が解析ログに記録されることもありません。
よくある質問
ファイルを送る前に確認すべきことは?
PDF を黒塗りしたのに、下の文字を読み取られることはありますか?
「共有してよさそう」と出たら安全ですか?
Word の変更履歴やコメントは消せますか?
ZIP の中のファイルも調べますか?
ファイルはアップロードされますか?
関連ツール
暗号・ハッシュ計算(Crypto Studio)
テキストを入れるだけで SHA-256 や SHA-3 など 12 種類のハッシュ値を一度に表示。Webhook 署名の HMAC 照合、パスワードでのテキスト暗号化、鍵ペアの生成、bcrypt の作成と照合まで、送信なしで手元の端末だけで行えます。
パスワード生成・強度チェック(Password Studio)
開いた瞬間に 20 文字の強いパスワードを生成済み。記号の種類や除外する文字を細かく指定でき、覚えやすいパスフレーズにも切り替えられます。手持ちのパスワードの弱点チェックも、送信せずにこの端末の中だけで行います。
秘密情報スキャナー(Secret Scanner)
コードや設定ファイルを貼る・ドロップするだけで、公開前に消すべき秘密情報の候補を行番号つきで一覧します。値は既定で伏せ字、*** に置き換えたコピーも作れます。あくまで補助ツールで、検出漏れがないことは保証しません。
最終更新: