音声解析(ラウドネス・クリッピング)

音声の「ラウドネス(LUFS)」「トゥルーピーク」「クリッピング」「無音」「左右の相関」を、1 回の解析でまとめて測ります。音量を変える前に、いまの状態を確かめるための道具です。ファイルはアップロードされません。

端末内で処理・アップロードなしスマホ対応オフライン対応

ファイルや入力内容はお使いの端末(ブラウザ)の中だけで処理され、サーバーへは送信されません。

音声または動画をドロップ

または

1 ファイル。解析はブラウザの中で行い、ファイルは送られません。対応形式: MP4 / MOV / WEBM / MKV / M4A / AAC / WAV / OGG / OPUS / FLAC / MP3貼り付け(Ctrl+V)にも対応

1 kHz・クリッピング・無音・逆相の 6 秒の合成音を端末の中で作って解析します。

無音の判定
無音の基準(この値より小さい区間)
-60 dBFS
無音の最小の長さ
1.0 s

使い方

  1. 音声または動画をドロップするか「ファイルを選択」で開きます。ファイルは送られず、ブラウザの中で読み込まれます。

  2. 形式・ビット深度、統合ラウドネス・LRA・トゥルーピーク、ピーク・RMS・クリッピングの結果が並びます。長い音声ほど時間がかかります。

  3. 無音の基準(dBFS)と最小の長さを変えると、無音の区間の一覧がすぐに変わります。

  4. 波形またはスペクトログラムの好きな位置を押すか、時刻のスライダーを動かすと、その時刻の値を読めます。

  5. 「CSV で保存」「テキストで保存」、または「結果をコピー」で結果を書き出します。

できること

音量の計算は音量の正規化と同じ

統合ラウドネス・LRA・トゥルーピークは、音量の正規化ツールと同じ計算の関数を使います。同じファイルでは同じ値になることをテストで確かめています。

レベルとクリッピング

ピーク・RMS・DC オフセットを表示し、連続したフルスケールのサンプルの回数と時刻を一覧にします。

無音と左右の相関

基準の dB と最小の長さを指定して無音の区間を探します。ステレオでは左右の相関を求め、逆相の疑いを表示します。

時刻を指して値を読む

波形・スペクトログラムの好きな位置を押すと、その時刻の RMS・ピーク・瞬間ラウドネスを読めます。

スペクトルとスペクトログラム

全体の平均スペクトルと、時間と周波数の変化を見るスペクトログラム(色の凡例つき)を表示します。

こんなときに

  • 配信する前に、音声の統合ラウドネスとトゥルーピークが基準の範囲にあるかを確かめる
  • ミックスの頭打ち(クリッピング)が何回、どの時刻に起きたかを探す
  • 録音の頭やお尻にある無音の区間を見つけて、切り取る位置を決める
  • 左右の音が逆位相になっていないかを、モノラル再生の前に確かめる

対応形式

入力

動画: MP4・MOV・WebM・MKV など音声: M4A・AAC・WAV・OGG・Opus・FLAC・MP3 など(ブラウザが読める形式)

対応状況

機能対応補足
統合ラウドネス(LUFS)対応ITU-R BS.1770-4。1 または 2 チャンネルの音声
ラウドネスレンジ(LRA)対応EBU Tech 3342
トゥルーピーク(dBTP)対応4 倍オーバーサンプリングによる近似値
短期(3 秒)・瞬間(400 ms)の最大対応—
ピーク・RMS・DC オフセット対応—
クリッピングの回数と時刻対応3 サンプル以上続く −0.001 dBFS 以上のサンプル
無音の区間(基準と最小の長さを指定)対応100 ms 単位で判定
左右の相関(逆相の疑い)一部対応ステレオだけ。全体の平均で判定
波形・スペクトル・スペクトログラム対応スペクトログラムは約 480 列の近似
コーデックとビット深度一部対応PCM(WAV など)だけビット深度を表示します
配信先の基準(−14 LUFS など)との合否非対応数値を示すだけで、合否は判定しません
3 チャンネル以上(5.1ch など)非対応—
映像の解析非対応音声トラックだけを解析します
音質の良し悪し・ノイズや歪みの判定非対応—
音声の書き換え(音量の変更・編集)非対応解析だけを行います

制限・注意事項

  • 1 ファイル 2 GB・2 時間まで。
  • 最初の音声トラックだけを解析します。
  • 無音・クリッピングは、100 ms 単位と 3 サンプル以上の連続で判定します。
  • スペクトログラムは約 480 列・512 の周波数(bin)の近似です。

プライバシーと安全性

読み込み、解析、グラフの表示、保存はすべてお使いのブラウザの中で行われ、ファイルや結果がサーバーへ送信されることはありません。

よくある質問

LUFS とは何ですか?
LUFS は、人が感じる音の大きさを数値にした単位です。ITU-R BS.1770-4 の式で計算し、統合ラウドネスとして表示します。
配信先の基準(何 LUFS か)は判定されますか?
判定しません。数値を表示するだけです。配信先の基準値は、配信先の公式ガイドで確かめてください。
クリッピングはどう数えますか?
−0.001 dBFS 以上のサンプルが 3 つ以上続いたものを 1 回と数えます。サンプルの間の山は含まず、それはトゥルーピークの値で確かめます。
左右の相関が −1 に近いと、どうなりますか?
左右がほぼ逆位相です。モノラルにすると互いに打ち消し合い、音が弱くなることがあります。
音量の正規化ツールと同じ値になりますか?
なります。統合ラウドネス・LRA・トゥルーピークは同じ計算の関数を使い、同じファイルで同じ値になることをテストで確かめています。測るだけでなく音量を目標の値に揃えたいときは、音量の正規化を使います。
無音はどう判定しますか?
100 ms ごとの RMS が指定した基準(既定は −60 dBFS)より小さい区間を、指定した最小の長さ以上続いたときに無音とします。

音量の正規化・LUFS

音が小さい、またはファイルごとに音量がばらばらなときは、目標の LUFS に揃えます。YouTube・Spotify は -14、Apple Podcasts は -16、放送は -23 が目安です。最初に測り、トゥルーピークが -1 dBTP を超えない範囲でゲインだけを変えます。ファイルはアップロードされません。

アップロードなし

音声エディター

音声の要らない部分を切るには、波形の上で範囲を選び「選んだ範囲を削除」を押します。複数の音声をつなぐには「つないで編集」で順番と間の無音を決めます。保存は WAV・MP3 のほか、ブラウザが書き出せる M4A・Opus などを選べます。ファイルはアップロードされません。

アップロードなし

音声変換・動画から音声を取り出す

動画の音声だけを取り出したいときは、動画を選んで形式(MP3・M4A・WAV・Opus・FLAC)を選ぶだけです。元の音声が AAC なら M4A は再エンコードせず、音質を落とさずに取り出します。ファイルはアップロードされません。

アップロードなし

音声のノイズ除去

録音や会議の音声の雑音を減らすには、音声か動画を選び、強さを決めて「ノイズを除く」を押します。処理後の音を聞き比べてから、16 ビットの WAV で保存できます。ファイルはアップロードされません。

アップロードなし

音楽タグ一括編集

MP3 と FLAC のタグを、表でまとめて編集して保存できます。曲名・アーティスト・アルバム・トラック番号・年・ジャンル・歌詞・アルバムアートに対応し、古い MP3 に多い Shift_JIS の文字化けは読み直して UTF-8 / UTF-16 で保存し直せます。音声データは 1 バイトも変えず、すべて端末の中で処理します。

アップロードなし

画面・カメラ・音声録画

画面・ウィンドウ・タブ、カメラ、マイクをインストールなしで録画できます。画面にカメラのワイプを重ねる合成や、マイクとタブ音声のミックスにも対応。録画データはこの端末の中だけで扱い、送信しません。

アップロードなし

最終更新: