音量の正規化・LUFS

音が小さい、またはファイルごとに音量がばらばらなときは、目標の LUFS に揃えます。YouTube・Spotify は -14、Apple Podcasts は -16、放送は -23 が目安です。最初に測り、トゥルーピークが -1 dBTP を超えない範囲でゲインだけを変えます。ファイルはアップロードされません。

端末内で処理・アップロードなしスマホ対応オフライン対応

ファイルや入力内容はお使いの端末(ブラウザ)の中だけで処理され、サーバーへは送信されません。

動画・音声をドロップ

または

動画(MP4・MOV・WebM・MKV など)か音声を選びます。まず音量(LUFS)とピークを測り、目標の音量に揃えます。上限は端末によって違います(PC は 1 ファイル 2 GB・4 時間まで)。対応形式: MP4 / M4V / MOV / WEBM / MKV / M4A / AAC / WAV / OGG / OPUS / FLAC / MP3貼り付け(Ctrl+V)にも対応

使い方

  1. 番組1.mp4-18 LUFS
    番組2.wav-23 LUFS

    音声・動画を入れる(複数可)

  2. 番組1.m4a+4.0 dB
    番組2.m4a+9.0 dB

    目標(-14 LUFS など)に揃える

  3. 番組1.m4a-18 → -14 LUFS
    番組2.m4a-23 → -14 LUFS

    測り直して確かめ、保存

音量がばらばらのファイルを、目標の LUFS に揃える流れ
  1. 動画または音声をドロップするか「ファイルを選択」で開きます。ファイルごとに音量(統合ラウドネス・LRA・トゥルーピーク)を測ります。

  2. 目標の音量(-14・-16・-23 LUFS のどれか、または任意の値)と、出力の形式を選びます。

  3. 各ファイルの「何 dB 上げ下げするか」と結果の予想を確かめます。上限に当たるときは、画面に目標に届かないことが出ます。

  4. 「正規化して書き出す」を押すと、保存するファイルを測り直した数値と波形が出ます。確かめてから保存します。

できること

規格の式で測定

ITU-R BS.1770-4 の K 特性と絶対・相対ゲートで統合ラウドネスを求め、EBU Tech 3342 のラウドネスレンジ(LRA)と、4 倍オーバーサンプリングのトゥルーピークを測ります。

目標の基準を選べる

-14(YouTube・Spotify)・-16(Apple Podcasts)・-23(放送)から選ぶか、-40 から -6 の間で任意の値を入れられます。

ピークを越えない

目標に合わせたあとのトゥルーピークが -1 dBTP を超えるときは、そこで止めます。目標に届かなかったことを、結果に表示します。

保存するファイルを測り直す

書き出したファイルをもう一度測って数値を出すので、保存後の音量を確かめられます。変換前と変換後の波形も並べて見られます。

読み込みは順番に

ファイル全体を一度にメモリへ載せず、少しずつ読んで測ります。途中で中止もできます。

こんなときに

  • 動画の音声が小さいので、YouTube に上げる前に -14 LUFS に揃える
  • 複数の録音を、ポッドキャストの -16 LUFS に揃えて配信する
  • 会議の録音の音量を測って、聞き取りやすい音量に上げる
  • 放送向けの素材を、-23 LUFS(EBU R128)の基準に合わせる

対応形式

入力

動画: MP4・MOV・WebM・MKV など音声: M4A・AAC・WAV・OGG・Opus・FLAC など(ブラウザが読める形式)

出力

MP3(LAME で書き出し)M4A(AAC)WAV(16 ビット PCM)Opus(.ogg)・Opus(.webm)FLAC(対応ブラウザのみ)

対応状況

機能対応補足
統合ラウドネス(LUFS)の測定対応ITU-R BS.1770-4。1 または 2 チャンネルの音声
ラウドネスレンジ(LRA)の測定対応—
トゥルーピーク(dBTP)の測定対応4 倍オーバーサンプリングの近似値
目標の音量へのゲイン調整対応ゲインだけを変えます(リミッタ・コンプレッサーは使いません)
目標の値を任意に指定(-40 から -6 LUFS)対応—
-1 dBTP を超えないように止める一部対応上限で止まると目標に届きません。結果に表示します
複数ファイルを同じ目標に揃える対応ファイルごとに測って、それぞれを同じ目標に合わせます
変換後の数値を保存前に確かめる対応書き出したファイルを測り直して表示します
M4A・Opus への書き出し一部対応WebCodecs の対応ブラウザのみ(Chrome で確認。Safari・Firefox は対応が限られます)
MP3 への書き出し対応LAME(オープンソースの MP3 エンコーダ)をブラウザの中で動かします。初めて MP3 を選んだときに約 0.3 MB を読み込みます
映像の書き出し非対応映像は残しません(音声だけを正規化します)
3 チャンネル以上の音声(5.1ch など)非対応—
ノイズ除去・音質の改善非対応音量だけを変えます
ダイナミクス(コンプレッサー・リミッタ)の調整非対応—
短期・瞬間ラウドネス(M・S の値)の表示非対応—

制限・注意事項

  • 1 ファイル 2 GB・4 時間まで(PC)。スマホは 300 MB・1 時間まで。
  • 1 回に最大 10 ファイル。
  • 測るときと書き出すときに 2 回読むので、長い動画は時間がかかります。
  • 無音や 0.4 秒より短い音は測れません。

プライバシーと安全性

動画・音声の読み込み、測定、正規化、保存はすべてお使いのブラウザの中で行われ、ファイルがサーバーへ送信されることはありません。

よくある質問

YouTube に合わせるには何 LUFS にすればいいですか?
-14 LUFS が YouTube・Spotify の再生の基準としてよく知られています。Apple Podcasts は -16 LUFS、放送は EBU R128 の -23 LUFS です。目的に合わせて選んでください。
音量を上げると音が割れませんか?
トゥルーピークが -1 dBTP を超えないように、ゲインを止めます。上限で止まったときは、目標に届かなかったことを表示します。音を圧縮して持ち上げる処理は行いません。
LUFS とトゥルーピークとは何ですか?
LUFS(ラウドネス)は、人が感じる音の大きさを ITU-R BS.1770 の式で数値にしたものです。トゥルーピーク(dBTP)は、サンプルとサンプルの間にできる山を含めたピークの高さです。
音質は落ちますか?
ゲインを掛けるだけなので、音の形は変わりません。ただし MP3・M4A・Opus は書き出すときに再エンコードするため、わずかに音質が変わります。WAV は 16 ビットに丸めます。
動画の映像も残りますか?
残りません。音声だけを正規化して、音声ファイル(MP3・M4A・WAV など)として保存します。
複数のファイルは、どう揃いますか?
ファイルごとに測って、それぞれを同じ目標の値に合わせます。上限で止まったファイルは目標に届かず、結果にその旨を表示します。

音声のノイズ除去

録音や会議の音声の雑音を減らすには、音声か動画を選び、強さを決めて「ノイズを除く」を押します。処理後の音を聞き比べてから、16 ビットの WAV で保存できます。ファイルはアップロードされません。

アップロードなし

音声変換・動画から音声を取り出す

動画の音声だけを取り出したいときは、動画を選んで形式(MP3・M4A・WAV・Opus・FLAC)を選ぶだけです。元の音声が AAC なら M4A は再エンコードせず、音質を落とさずに取り出します。ファイルはアップロードされません。

アップロードなし

スピーカー・左右チャンネルテスト

ボタンを押すだけで、左・中央・右のチャンネル、20 Hz〜20 kHz の周波数スイープ、同相・逆相のノイズを鳴らします。音はすべてブラウザ内で生成し、既定の音量は −24 dBFS と小さめです。

アップロードなし

音声エディター

音声の要らない部分を切るには、波形の上で範囲を選び「選んだ範囲を削除」を押します。複数の音声をつなぐには「つないで編集」で順番と間の無音を決めます。保存は WAV・MP3 のほか、ブラウザが書き出せる M4A・Opus などを選べます。ファイルはアップロードされません。

アップロードなし

音楽タグ一括編集

MP3 と FLAC のタグを、表でまとめて編集して保存できます。曲名・アーティスト・アルバム・トラック番号・年・ジャンル・歌詞・アルバムアートに対応し、古い MP3 に多い Shift_JIS の文字化けは読み直して UTF-8 / UTF-16 で保存し直せます。音声データは 1 バイトも変えず、すべて端末の中で処理します。

アップロードなし

画面・カメラ・音声録画

画面・ウィンドウ・タブ、カメラ、マイクをインストールなしで録画できます。画面にカメラのワイプを重ねる合成や、マイクとタブ音声のミックスにも対応。録画データはこの端末の中だけで扱い、送信しません。

アップロードなし

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