IT 計算ツール(容量・転送時間・稼働率・RAID)

容量の単位換算(SI の GB と IEC の GiB)、回線速度とファイルサイズからの転送時間、稼働率から許容停止時間、RAID の実効容量などを、根拠の式つきで計算します。「1.5GB」「100Mbps」のように単位つきで、全角数字でも入力できます。

端末内で処理・アップロードなし

ファイルや入力内容はお使いの端末(ブラウザ)の中だけで処理され、サーバーへは送信されません。

単位なしの KB・MB・GB は
「GB」と書かれた値を 10^9 バイトと見るか 2^30 バイトと見るかの設定です。「GiB」「Gbit」のように単位だけで区別できる場合は、この設定に関係なく単位のとおりに計算します。ビット系(bps・Mbit など)は常に 1000 進です。

使い方

  1. 上の「単位なしの KB・MB・GB は」で、1000 進(SI)か 1024 進(IEC)かを選びます。「GiB」など単位で区別できる値はこの設定に関係なく単位のとおりに計算します。

  2. 「容量の換算」に「1TB」のように入力すると、ビット・SI・IEC のすべての単位に換算し、各行に使った式が表示されます。

  3. 「転送時間・帯域」では、ファイルサイズと回線速度から所要時間を求めたり、時間から必要な帯域、帯域と時間から転送量、月間転送量と平均帯域の変換ができます。オーバーヘッド(%)で実効速度を調整できます。

  4. 「稼働率・SLA」では、99.9% などの稼働率から年・月・週・日あたりの許容停止時間を求め、直列・並列の構成を合成した稼働率も計算します。

  5. 「RAID 容量」でレベルとディスク台数・容量を入れると実効容量と耐えられる故障台数が分かり、「ビットレート・ログ」で動画のサイズやログの保存容量を見積もれます。結果ごとのコピーボタンで、そのまま貼り付けられます。

できること

SI と IEC を区別して換算

kB・MB・GB は 1000 進、KiB・MiB・GiB は 1024 進として扱い、ビット(bit)とバイト(B)も大文字小文字で区別します。単位なしの「GB」がどちらか曖昧なときは、既定を切り替えられ、どう解釈したかを表示します。

計算式を必ず表示

「8,000,000,000 bit ÷ (100,000,000 bit/s × 1) = 80 s」のように、各結果の下に使った式と数値を表示します。結果は 1 行ずつ、またはまとめてコピーできます。

稼働率の注意点まで

1 年を 365 日とするか 365.25 日とするかを選べます。月は 1 年 ÷ 12 で計算します。直列・並列の合成では、停止する確率を直接計算するため、ナイン数が多い構成でも桁落ちしません。

RAID の違いが並べて分かる

RAID 0 / 1 / 5 / 6 / 10 について、同じ台数・容量で実効容量と耐えられる故障台数を一覧で比較します。RAID 10 は「確実に耐えられる台数」と「最大で耐えられる台数」を区別します。

日本語の書き方で入力

全角の数字・カンマ・「ギガバイト」「1時間30分」「3ナイン」のような書き方に対応します。0.1 + 0.2 のような浮動小数の誤差は表示前に整え、極端に大きい値や 0・負の値にはエラーで知らせます。

こんなときに

  • HDD / SSD の表記容量が OS 上で少なく見える理由を確認したい
  • 大容量ファイルのアップロード・バックアップにかかる時間を、回線速度から見積もりたい
  • 月間のデータ転送量から、必要な回線の平均帯域を調べたい
  • SLA の稼働率 99.95% で、1 か月に何分まで止まってよいかを契約前に確認したい
  • RAID 5 / 6 / 10 の構成を比べて、必要なディスク台数と実効容量を決めたい
  • 動画のビットレートからファイルサイズ、ログの保存日数からストレージ容量を見積もりたい

対応状況

機能対応補足
容量の換算(bit / SI / IEC)対応最大 P(ペタ)まで
転送時間・必要帯域・転送量・月間転送量⇄帯域対応—
稼働率⇄許容停止時間、直列・並列の合成対応多段の構成は結果を次の計算に入力して組み合わせます
RAID 0 / 1 / 5 / 6 / 10 の実効容量と耐故障台数対応—
動画のビットレート⇄ファイルサイズ、ログ保存容量対応—
プロトコルごとの厳密なオーバーヘッド(TCP・TLS・VPN など)一部対応指定した割合を引く近似です。回線の種類ごとの値は自動では決まりません
実際の回線速度の測定非対応外部への通信は行いません。速度測定サイトなどをお使いください
サブネット・CIDR の計算、日時の計算、基数変換非対応IP・サブネット計算ツール、日時ツール、エンコード・変換ツールをご利用ください
RAID 0 / 1 / 5 / 6 / 10 以外(RAID 50・60・拡張構成、容量違いのディスク混在)非対応—

制限・注意事項

  • 容量は 8×10^30 bit まで。それを超える値、0・負の値は、計算によってはエラーになります(転送速度 0 など)。
  • RAID のディスク台数は 1000 台まで。同じ容量のディスクだけを前提にし、RAID 10 は偶数台のみです。
  • 稼働率は 0〜100%、同じ要素の数は 1〜1000、要素は 10 個までです。1 か月の日数は 1〜366 です。
  • 転送時間・帯域は理論値にオーバーヘッドの割合を反映した概算で、実際の速度はネットワーク機器や相手サーバーにより変わります。
  • 表示は有効数字 12 桁で丸めます。「GB」だけの表記は設定した進数(既定は 1000 進)で解釈します。

プライバシーと安全性

入力した値は、お使いのブラウザの中だけで計算されます。サーバーへ送信・保存されることはなく、URL にも入力は載りません。

よくある質問

1TB の HDD が 931GB になるのはなぜですか?
販売表記は 1TB = 10^12 バイト(SI)ですが、Windows は 2^30 バイトを 1GB として計算し、単位を「GB」と表示します(実体は GiB)。10^12 ÷ 2^30 ≒ 931.32 なので、1TB は約 931GB と表示されます。このツールの「容量の換算」で確かめられます。
GB と GiB、MB と MiB の違いは?
GB・MB は 1000 進(1GB = 10^9 バイト)、GiB・MiB は 1024 進(1GiB = 2^30 バイト)です。約 7.4% の差があり、TB と TiB では約 10% になります。メモリは 1024 進、ストレージや通信は 1000 進で表記されるのが一般的です。
100Mbps の回線で 1GB を転送するのにどれくらいかかりますか?
1GB = 8×10^9 bit を 100×10^6 bit/s で割るので、理論上 80 秒です。実際はヘッダや再送で目減りするため、オーバーヘッドを 10% とすると約 89 秒になります。
Mbps と MB/s の違いは?
Mbps は 1 秒あたりのメガビット、MB/s は 1 秒あたりのメガバイトで、1 バイト = 8 ビットなので 100Mbps は 12.5MB/s です。このツールでは「Mbps」「MB/s」を大文字小文字と /s で見分けます。
稼働率 99.9% では年間でどれくらい止まってよいですか?
1 年を 365 日とすると 8 時間 45 分 36 秒、365.25 日とすると 8 時間 45 分 57.6 秒です。1 か月(年 ÷ 12)では 43 分 48 秒、1 週間では 10 分 4.8 秒になります。
RAID 5 の実効容量はどう計算しますか?
(ディスク台数 − 1) × 1 台の容量です。4TB を 4 台なら (4 − 1) × 4TB = 12TB で、1 台までの故障に耐えます。RAID 6 は台数 − 2、RAID 10 は台数 ÷ 2 を掛けます。

日時・Unix時間変換(Date & Time Studio)

1700000000 のような Unix 時間も「令和6年1月15日」も貼るだけで自動判別し、ISO 8601 や RFC 2822 など 15 形式と世界の時刻に変換します。夏時間・元号の境目・月末の扱いまで正確に計算します。

エンコード・デコード(Encode / Decode Studio)

文字化けした %E3%81%82 や eyJ… のトークンを貼るだけで形式を自動判別して元に戻します。エラーは「何文字目の何が不正か」まで表示し、処理はすべてブラウザ内で完結します。

Markdown エディター・プレビュー(Markdown Studio)

左に書くと右にすぐ反映される Markdown エディターです。表の縦線をそろえる整形、目次の自動作成、HTML 出力に対応し、スクリプトは常に無害化、外部画像はオンにしたときだけ読み込みます。

文字数カウント・テキスト整形(Text Studio)

貼り付けた瞬間に文字数・バイト数・行数・原稿用紙の枚数が分かり、全角⇔半角やカタカナ変換、空行・重複行の削除もワンクリック。変更箇所の数を表示し、いつでも元に戻せます。

Unicode 文字調査(Character Inspector)

貼り付けた文字を 1 文字ずつ分解し、U+ コード・バイト列・種類を表示します。ゼロ幅スペースや BOM などの見えない文字、①・㈱・髙 などの機種依存文字も見つけて、ワンクリックで削除・置き換えできます。

MIME・Content-Type Studio

拡張子と MIME を相互に検索でき、Content-Type ヘッダーの誤りを指摘し、ドロップしたファイルの拡張子・ブラウザの file.type・中身の 3 つの食い違いを調べます。サーバー設定の下書きも作れます。

最終更新: