使い方
直したい ZIP をドロップするか「ファイルを選択」で選びます(複数可)。すぐに修復が始まります。
「修復の設定」で、除去する不要ファイル(項目ごとに ON/OFF)、濁点の分離を直すか、全体を 1 つのフォルダで包むか、中身の検証をするかを選びます。設定を変えたら「設定を反映してやり直す」を押します。
各 ZIP の「詳細」で、直す前と後の名前を並べて確認できます。変更された部分は色で示され、除去したもの・含めなかったものとその理由も一覧になります。
文字コードの自動判定が合わないときは、詳細の「文字コードを比べる」で各文字コードの読み方を見比べ、正しく読める行の「これで直す」を押します。ZIP ごとに選べます。
「修復した ZIP を保存」で 1 つずつ、または「すべて ZIP で保存」で修復済み ZIP と report.csv をまとめて保存します。
できること
ワンステップで 5 つを直す
ファイル名の文字コード、不要ファイルの除去、濁点の分離(NFD → NFC)、フォルダで包む、UTF-8 フラグ付きでの作り直しを 1 回の処理で行います。ZIP を開いて消して作り直す手間はありません。
文字コードを並べて比べられる
文字コードは UTF-8 のフラグ・Unicode Path 拡張・内容から自動判定します。外れたときは、同じ名前を各文字コードで読んだ例を表で見比べ、ZIP ごとに選び直せます。
不要ファイルは項目ごとに選べる
最上位の __MACOSX フォルダ、Mac のリソースフォーク(「._」で始まり、中身が AppleDouble 形式で、同名のファイルが隣にあるもの)、.DS_Store、Thumbs.db、desktop.ini を、それぞれ独立して除去するかどうか選べます。「../」の裏に隠れた不要ファイルも見つけます。
再圧縮せず、検証してから作り直す
圧縮データはそのままコピーするので中身と更新日時は変わりません。既定では事前に 1 回展開して CRC-32 とサイズを確認し、壊れたファイルは含めずに知らせます。書き出した ZIP も読み直して名前と UTF-8 フラグを確認します。
変更の中身が一目で分かる
直す前の名前と後の名前を並べ、変わった部分を強調します。除去した件数、名前を直した件数、Zip Slip の無害化、暗号化ファイルなど直せなかったものの警告を表示し、report.csv に書き出します。
複数の ZIP を一括処理
複数の ZIP をまとめて修復し、個別に保存するか、修復済み ZIP と report.csv を 1 つの ZIP(ZIP の ZIP)にして保存できます。
こんなときに
- 日本語 Windows で作られた ZIP を Mac で開くと名前が文字化けするので、直して渡し直したい
- Mac から届いた ZIP を Windows で開くと「__MACOSX」フォルダや「._」で始まるファイルが散らかるので、取り除きたい
- Mac で作った ZIP を Windows で開くと「が」が「か゛」のように分かれて表示されるのを直したい
- 展開するとファイルが 1 つのフォルダに入らず散らばる ZIP を、フォルダで包み直したい
- 納品物・配布物の ZIP をまとめて整えて、変更の記録(report.csv)も残したい
対応形式
入力
出力
対応状況
| 機能 | 対応 | 補足 |
|---|---|---|
| ファイル名の文字コード修復 | 対応 | UTF-8 フラグ・Unicode Path・自動判定(UTF-8 / CP932 / CP437)・手動切替(GBK・Big5・EUC-KR も可) |
| 文字コード候補の比較表示 | 対応 | ZIP ごとに読み方の例と不正な名前の数を並べて選べる |
| 不要ファイルの除去(項目ごとに選択) | 対応 | 最上位の __MACOSX・Mac のリソースフォーク(._ + AppleDouble 形式)・.DS_Store・Thumbs.db・desktop.ini。深い階層の __MACOSX という名前のフォルダや、ふつうの「._」ファイルは残す |
| 濁点・半濁点の分離(NFD → NFC)の修復 | 対応 | 既定 ON |
| 全体を 1 つのフォルダで包む | 対応 | 任意。すでに 1 つのフォルダに収まっているなら、名前が違っても包まない |
| UTF-8 フラグ付きの再作成(再圧縮なし・CRC 検証) | 対応 | 検証は設定でオフにできる(速くなる) |
| 複数 ZIP の一括処理と ZIP の ZIP での保存 | 対応 | 1 回 100 ファイルまで。ZIP の ZIP は修復後の合計 1 GiB まで |
| 変更前→変更後の一覧と report.csv | 対応 | 一覧・CSV とも 1 つの ZIP につき先頭 50,000 件まで(CSV には打ち切りの行と、保存した ZIP の名前の列を入れる) |
| Zip Slip の無害化・シンボリックリンクの除外 | 対応 | 警告を表示し、安全な形で書き出す |
| 暗号化された ZIP の修復 | 非対応 | 暗号化されたファイルは含めず、警告を出します。パスワードを外してから処理してください |
| 壊れた ZIP の修復・分割 ZIP | 非対応 | 末尾の中央ディレクトリが読めない ZIP は開けません |
| ZIP 以外(tar.gz・7z・RAR)の修復 | 非対応 | tar.gz などは Archive Studio で開けます。7z・RAR は非対応です |
| ZIP の中身の閲覧・個別の取り出し・新規作成 | 非対応 | それらは Archive Studio の機能です |
| オフラインでの利用 | 対応 | 一度開いたあとは通信なしで動作 |
制限・注意事項
- 一度に追加できるのは 100 ファイルまでです。ZIP は 1 つずつ順番に処理します。
- 1 つの ZIP で扱えるのは展開後の合計 2 GiB まで・30 万件までです。圧縮率が 1000 倍を超えるファイルは含めません。
- 「すべて ZIP で保存」は修復後の ZIP の合計が 1 GiB までです。超えるときは 1 つずつ保存してください。
- 修復した ZIP は保存の直前までブラウザのメモリに載るため、2 GiB に近いとメモリの少ない端末では失敗することがあります。
- 暗号化されたファイル・シンボリックリンク・壊れたファイルは、修復後の ZIP に含めません(含めなかった件数は一覧のバッジと詳細に出し、保存の前にも確認します。含められるファイルがすべて暗号化されている ZIP は、空の ZIP を作らずエラーにします)。Deflate と Stored 以外の圧縮方式は中身を検証できないため、そのままコピーして「未検証」と表示します。
- 変更前の名前は「文字コードを指定せずに開いたときの表示」(UTF-8 の名前はそのまま、それ以外は CP437 として読んだもの)です。環境によって見え方は異なります。
- 更新日時・圧縮データ・ファイル属性は元のままコピーします。ZIP コメントは引き継ぎません。
プライバシーと安全性
ファイルはアップロードされず、ブラウザが端末の中で直接読み込んで処理します。ファイル名・中身・変更前後の名前をサーバーへ送信・保存することはなく、アクセス解析にも含めません(記録するのは件数などの数値のみ)。社外秘の ZIP でも安心して直せます。
よくある質問
ZIP のファイル名が文字化けするのはなぜですか?
__MACOSX や ._ で始まるファイルは削除して大丈夫ですか?
「か゛」のように濁点が離れて見えるのはなぜですか?
自動判定が間違ったときはどうしますか?
パスワード付きの ZIP も直せますか?
ZIP の中の CSV の文字化けも直りますか?
ZIP の中身を見たり、一部だけ取り出したりもできますか?
関連ツール
Archive Studio(ZIP・RAR・7z・tar.gz)
ドロップするだけで ZIP・TAR・tar.gz・gz の中身を一覧し、日本語 Windows で作られた ZIP の文字化けを直して表示します。安全に展開でき、UTF-8 のファイル名で ZIP を作り直すことも、フォルダから ZIP / tar.gz を作ることもできます。すべて端末の中で処理します。
ファイル診断(Universal File Inspector)
どんなファイルでもドロップするだけで、中身から本当の形式を判定し、構造・メタデータ・危険な点と、そのファイルに使えるツールを表示します。開く前の確認や、送る前の個人情報チェックに使えます。
ファイル一括リネーム
複数のルールを組み合わせて、ファイル名を一括で変更。変更前後の一覧で重複や使えない名前をその場で確認でき、名前を変えたコピーを ZIP かフォルダに保存します。ファイルはサーバーへ送信されません。
重複ファイル検出
フォルダごと読み込み、中身が完全に同じファイルをグループにして、無駄になっている容量を表示します。ファイルはアップロードされず、削除もしません。「残す/重複」の判定を CSV か JSON で保存して、あとの整理に使えます。
ファイルハッシュ・整合性確認
ファイルをドロップするだけで SHA-256 などのハッシュ値を計算し、配布元に書かれた値を貼れば「一致/不一致」をすぐ表示します。数 GB の ISO も端末の中で分割して読み込むため、アップロードは一切ありません。
フォルダ容量分析
フォルダを読み込んで、どこが容量を使っているかをツリーマップで見られます。四角をクリックして中へ掘り下げ、拡張子別・種類別・大きいファイル・古いファイル・重複候補の表を Excel や CSV に書き出せます。ファイル名も中身も端末の外へ出ません。
最終更新: