使い方
中身を見たいアーカイブ(ZIP・7z・RAR・TAR・tar.gz・tar.xz・tar.bz2・gz)をドロップするか「ファイルを選択」で選びます。形式は拡張子ではなく中身で判定します。
一覧はツリーとフラットを切り替えられます。サイズ・圧縮後・圧縮率・更新日時・暗号化の有無を確認し、検索や並べ替えもできます。
名前が文字化けしているときは「ファイル名の文字コード」を切り替えます。自動判定は UTF-8・Shift_JIS(CP932)・CP437 から選びます。
行の「プレビュー」でテキスト(文字コード自動判定)と画像をその場で確認できます。ダウンロードは 1 ファイルずつ、またはフォルダごと ZIP で行えます。
「UTF-8 のファイル名で ZIP を作り直す」で、どの OS で開いても名前が崩れない ZIP を保存します。PC の Chrome / Edge ではフォルダへの展開もできます。
ZIP / tar.gz を作るときは「作成」に切り替え、ファイルやフォルダをドロップします。圧縮レベルを選び、不要ファイルの除外を確認してから作成します。
できること
日本語 ZIP の文字化けを自動で直す
ZIP の UTF-8 フラグ(bit 11)と Info-ZIP Unicode Path 拡張(0x7075)を読み、フラグのない名前は UTF-8・Shift_JIS(CP932)・CP437 から中身を見て判定します。半角カナだけの CP437 名(例: Ñandú)を日本語と取り違えないよう、漢字・かなの割合も見ています。手動では GBK・Big5・EUC-KR も選べます。
全体を読み込まずに一覧する
ZIP は末尾の中央ディレクトリだけを読み、ZIP64(4 GB 超・65,535 件超)にも対応します。プレビューや取り出しは必要なエントリだけを File.slice で読むため、数 GB の ZIP でもメモリを使い切りません。処理は別スレッド(Web Worker)で進み、中止できます。
展開前に危険を検査
「../」・絶対パス・ドライブ文字・「\」区切り(Zip Slip)は安全な相対パスに直し、保存先の外へは書き出しません。展開後の合計 2 GiB 超や圧縮率 1000 倍超(ZIP 爆弾)は中央ディレクトリの宣言値で事前に止め、展開中も実際のバイト数で打ち切ります。
シンボリックリンクと入れ子は展開しない
シンボリックリンク・ハードリンク・特殊ファイルは警告して含めません。ZIP の中の ZIP は自動では開きません。暗号化された ZIP は一覧だけ表示し、パスワードの解析はしません。
そのまま UTF-8 の ZIP に作り直す
ZIP から作り直すときは圧縮データを再圧縮せずにコピーし、名前だけを UTF-8(フラグ付き)にするので、中身も更新日時も変わりません。既定では事前に 1 回展開して CRC-32 とサイズを確認し、壊れたファイルは含めずに知らせます(オフにすると速くなります)。書き出した ZIP は読み直して、名前の一致と UTF-8 フラグも確認します。
フォルダから ZIP / tar.gz を作成
フォルダをそのままドロップできます。圧縮レベル(0〜9)を選べ、.DS_Store・__MACOSX・Thumbs.db・desktop.ini は既定で除外します。ファイル名は UTF-8 で記録し、進捗表示と中止に対応します。
こんなときに
- 日本語 Windows で作られた ZIP を Mac や Linux で開いたら文字化けしたので、名前を直して渡し直したい
- 受け取った ZIP を展開する前に、中身・合計サイズ・危険なパスがないかを確認したい
- ZIP の中の 1 ファイルだけを取り出したい(全体を展開したくない)
- フォルダを UTF-8 のファイル名で ZIP にまとめ、.DS_Store や __MACOSX を入れずに送りたい
- Linux のログやバックアップ(.tar.gz / .gz)の中身を、コマンドなしで確認したい
- 不審な ZIP が ZIP 爆弾や Zip Slip でないかを、開く前に調べたい
対応形式
開ける形式
開ける形式(閲覧・展開のみ)
作成できる形式
一覧のみ(展開不可)
非対応
対応状況
| 機能 | 対応 | 補足 |
|---|---|---|
| ZIP・TAR・tar.gz・gz の一覧(形式は中身で判定) | 対応 | ツリー / フラット・検索・並べ替え |
| 7z・RAR・tar.xz・tar.bz2 の一覧・プレビュー・1 ファイルずつの保存・ZIP にまとめて保存 | 一部対応 | 閲覧と展開のみ。更新日時は表示できず、サイズの上限は ZIP より小さくなります(下の「制限」参照) |
| ZIP のファイル名の文字化け修正 | 対応 | UTF-8 フラグ・Unicode Path・自動判定(UTF-8 / CP932 / CP437)・手動切替 |
| 個別ファイルのプレビュー | 対応 | テキスト(先頭 1 MiB・文字コード自動判定)と画像(20 MiB まで) |
| 1 ファイル・フォルダ単位のダウンロード | 対応 | フォルダは ZIP にまとめて保存 |
| UTF-8 のファイル名で ZIP を作り直す | 対応 | ZIP は再圧縮せずコピー(既定で CRC-32・サイズを検証)。TAR / gz からは圧縮して ZIP 化 |
| フォルダへの展開 | 一部対応 | File System Access API が使える PC の Chrome / Edge のみ。Firefox・Safari・スマホでは使えません |
| ZIP / tar.gz の作成(フォルダ対応・圧縮レベル) | 対応 | 入力の合計 2 GiB まで |
| Zip Slip・ZIP 爆弾・シンボリックリンクの検査 | 対応 | 展開・再作成では常に安全な形に直して処理 |
| 大きな ZIP の部分読み込みと ZIP64 | 対応 | 中央ディレクトリ+必要なエントリのみ |
| 複数 ZIP の文字化け・Mac 不要ファイルの一括修復 | 非対応 | 別ツール「ZIP 文字化け・Mac 不要ファイル修復」で行えます(同じ仕組みを使っています) |
| 暗号化 ZIP(ZipCrypto・AES) | 一部対応 | 一覧の表示のみ。展開・プレビューは非対応で、パスワードの解析もしません |
| パスワード付き ZIP の作成 | 非対応 | 作成する ZIP は暗号化しません |
| パスワード付きの 7z・RAR | 非対応 | 開けません(暗号化されているためと表示します)。パスワードの入力にも対応していません |
| tar を含まない単体の .xz / .bz2、zstd | 非対応 | 非対応です(tar.xz・tar.bz2 は開けます) |
| 7z・RAR・tar.xz・tar.bz2 の作成 | 非対応 | 作成できるのは ZIP と tar.gz です |
| 壊れた ZIP の修復・分割 ZIP(.z01) | 非対応 | 末尾の中央ディレクトリが読めない ZIP は開けません |
| 入れ子のアーカイブの自動展開 | 非対応 | 安全のため行いません |
| 圧縮データのチェック(CRC-32) | 対応 | 展開時に検証し、不一致は壊れているものとして中止します |
| オフラインでの利用 | 対応 | 一度開いたあとは通信なしで動作 |
制限・注意事項
- 1 回の展開・作り直し・作成で扱える展開後サイズの合計は 2 GiB までです。超える場合は一覧とプレビューだけ使え、選択を分けて処理してください。
- 展開後 1 MiB 以上で圧縮率が 1000 倍を超えるファイル(Deflate の理論上限に近い値で、ZIP 爆弾の疑い)は展開しません。展開後 10 MiB 以上で 100 倍超の場合は警告のみです。
- 一覧にできるのは 300,000 件までです。tar.gz は全体を伸長して読むため、伸長後 2 GiB まで・圧縮率 1000 倍までが対象です。
- 7z・RAR・tar.xz・tar.bz2 は、ブラウザ内で全体をメモリに読み込むため上限がより小さく、読み込めるファイルは 512 MiB まで、展開後の合計(ZIP にまとめる・フォルダに展開)は 256 MiB まで、1 ファイルずつの保存・プレビューは 1 ファイル 256 MiB までです。圧縮率はファイル単位でなくアーカイブ全体で見て、1000 倍を超えると、1 MiB 以上のファイルは爆弾の疑いとして展開しません。固めて圧縮した 7z は、1 ファイルを取り出すのにも手前のデータを読み直すため時間がかかることがあります。更新日時は取得できないので表示しません。
- プレビューはテキストが先頭 1 MiB まで、画像が 20 MiB までです。SVG と HEIC は画像としては表示しません。
- ZIP の更新日時は DOS 形式(2 秒単位・タイムゾーンなし)で記録します。作成した ZIP のファイルには Unix 権限として 644(フォルダは 755)を付けます。
- ブラウザは任意のフォルダへ直接書き込めません。フォルダへの展開は File System Access API に対応した PC の Chrome / Edge だけです。
- メモリの目安: 一覧とプレビューは中央ディレクトリと必要な部分だけを読むので少量で済みます。一方、作成・再作成した ZIP / tar.gz と、取り出す 1 ファイルは、保存の直前までブラウザのメモリ(Blob)に出力サイズ分が載ります(2 GiB に近いと、メモリの少ないスマホや古い PC では失敗することがあります。失敗したらエラーを表示します)。大きなアーカイブは PC の Chrome / Edge で「フォルダに展開」を使うと、ファイルごとにディスクへ書き出すためメモリを節約できます。
プライバシーと安全性
ファイルはアップロードされず、ブラウザが端末の中で直接読み込んで処理します。ファイル名・中身・パスをサーバーへ送信・保存することはなく、アクセス解析にも含めません(記録するのは形式・件数・サイズ区分などの数値のみ)。社外秘のデータでも安心して確認できます。
よくある質問
ZIP のファイル名が文字化けするのはなぜですか?
7z や RAR は開けますか?
パスワード付きの ZIP は展開できますか?
数 GB の ZIP も開けますか?
知らない ZIP を展開しても安全ですか?
フォルダに直接展開できないのはなぜですか?
関連ツール
ZIP 文字化け・Mac 不要ファイル修復
文字化けした ZIP と、Mac が混ぜた不要ファイルを、ドロップするだけでまとめて直します。直す前後の名前を並べて確認でき、圧縮データは再圧縮せずにコピーして UTF-8 の ZIP に作り直します。複数の ZIP も一括で処理でき、すべて端末の中で完結します。
ファイル診断(Universal File Inspector)
どんなファイルでもドロップするだけで、中身から本当の形式を判定し、構造・メタデータ・危険な点と、そのファイルに使えるツールを表示します。開く前の確認や、送る前の個人情報チェックに使えます。
ファイルハッシュ・整合性確認
ファイルをドロップするだけで SHA-256 などのハッシュ値を計算し、配布元に書かれた値を貼れば「一致/不一致」をすぐ表示します。数 GB の ISO も端末の中で分割して読み込むため、アップロードは一切ありません。
ファイル一括リネーム
複数のルールを組み合わせて、ファイル名を一括で変更。変更前後の一覧で重複や使えない名前をその場で確認でき、名前を変えたコピーを ZIP かフォルダに保存します。ファイルはサーバーへ送信されません。
重複ファイル検出
フォルダごと読み込み、中身が完全に同じファイルをグループにして、無駄になっている容量を表示します。ファイルはアップロードされず、削除もしません。「残す/重複」の判定を CSV か JSON で保存して、あとの整理に使えます。
フォルダ容量分析
フォルダを読み込んで、どこが容量を使っているかをツリーマップで見られます。四角をクリックして中へ掘り下げ、拡張子別・種類別・大きいファイル・古いファイル・重複候補の表を Excel や CSV に書き出せます。ファイル名も中身も端末の外へ出ません。
最終更新: