使い方
写真・PDF・Word / Excel / PowerPoint をドロップするか「ファイルを選択」で追加します(複数可)。「サンプルで試す」で、位置情報入りの写真・docx・PDF を試せます。
「表示」で、EXIF・GPS・XMP・IPTC・ICC の有無と中身を確認します。作成者・会社名・位置情報・機器のシリアル番号・パソコン内のパスは黄色で強調されます。
直したいときは、PDF と Office は「編集」、写真の撮影時刻のずれは「日時補正」、位置情報は「GPS」を選びます。書き込み後は自動で読み直して検証し、変更前後の差分を表示します。
「比較」で 2 つのファイルを選ぶと、違う項目だけが並びます。編集前後のファイルを比べて確かめることもできます。
結果をダウンロードします(複数の写真は ZIP と report.csv)。項目の一覧は「コピー」でテキストまたは JSON にできます。
できること
「見る・直す・比べる」に特化
既存の EXIF・GPS削除と PDFメタデータ削除は「消す」専用です。Metadata Studio は中身を読んで、必要な項目だけを直し、前後を比べます。まとめて消したいときは専用ツールへ案内します。
日時補正は「その場書き換え」
EXIF の日時は 19 文字の固定長なので、ファイルの長さも他のデータの位置も変えずに同じ場所で書き換えます。タイムゾーンの設定ミスには OffsetTime も同じだけずらす選択肢があり、世界時で見た撮影時刻を保てます。
GPS は残りやすい場所まで削除
EXIF の GPS 欄を 0 で埋めて項目ごと取り除き、サムネイルの中に隠れた GPS と XMP の GPS 項目も消します。ほかの EXIF のオフセットやサムネイルは壊しません。
書き込み後に読み直して検証
JPEG は、EXIF / XMP 以外のバイト列(画像データ・量子化テーブル・ICC・IPTC)が元と完全に一致し、ファイルサイズも同じことを毎回確認します。PDF と Office も、書いた値を読み直して照合します。
個人情報・位置情報を黄色で強調
作成者・最終更新者・会社名・機器のシリアル番号・IPTC の地名・パソコン内のパス(C:\Users\…)・メールアドレスなど、共有前に気づきたい項目を表の中で目立たせます。
PDF は XMP との食い違いまで面倒を見る
PDF の文書情報だけを書き換えると、XMP が古い値のまま残ることがあります。編集時に「作り直す・削除・そのまま」を選べ、初期値は編集後の値から XMP を作り直す方式です。
こんなときに
- カメラの時計が UTC のまま撮った旅行写真の撮影日時を、まとめて +9 時間ずらして整理したい
- 取引先へ送る PDF や Word の「作成者」「会社名」「最終更新者」を、送る前に確認して直したい
- 写真をブログやフリマに載せる前に、撮影位置だけを消して他の情報は残したい
- 編集前後の 2 ファイルを並べて、メタデータの何が変わったかを確かめたい
- PDF のタイトルがファイルのパス(C:\Users\…)になっているのを正しいタイトルに直したい
対応形式
表示
編集
出力
対応状況
| 機能 | 対応 | 補足 |
|---|---|---|
| JPEG・PNG・WebP の EXIF・GPS・XMP・IPTC・ICC の有無と中身の表示 | 対応 | — |
| HEIC・AVIF・TIFF の表示 | 一部対応 | EXIF と GPS のみ。XMP・IPTC・ICC は読みません |
| PDF の文書情報・XMP の表示 | 対応 | パスワード保護された PDF は読めません |
| docx・xlsx・pptx の core.xml・app.xml・custom.xml の表示 | 対応 | — |
| 個人情報・位置情報として注意すべき項目の強調 | 対応 | 作成者・会社名・GPS・シリアル番号・パス・メールアドレスなど |
| PDF の文書情報の編集(XMP は作り直す/削除/そのまま) | 対応 | ページの内容は変更しません |
| Office の作成者・最終更新者・タイトル・作成/更新日時・会社名の編集 | 対応 | 他の部品は元のバイト列のままコピー |
| JPEG の EXIF 日時の一括補正(±時間・指定日時・OffsetTime 連動) | 対応 | その場書き換え。画素データ不変 |
| JPEG の GPS だけを削除 | 対応 | サムネイル内と XMP の GPS も対象 |
| 書き込み後の再読込と変更前後の差分表示 | 対応 | — |
| 2 ファイルのメタデータ比較 | 対応 | — |
| 項目のテキスト / JSON でのコピー・保存 | 対応 | — |
| 位置の地図表示 | 一部対応 | 地図は読み込まず、緯度経度と「地図アプリで開く」リンク(クリック時のみ外部へ) |
| XMP・IPTC に入っている日付の補正 | 非対応 | EXIF の日時だけを直します(XMP・IPTC に日付がある場合は警告) |
| JPEG 以外の画像(PNG・WebP・HEIC)の編集 | 非対応 | 表示のみ。位置情報は EXIF・GPS削除か JPEG への変換で |
| メーカー・機種・作者など、日時と GPS 以外の EXIF 項目の編集 | 非対応 | — |
| EXIF に日時が無い JPEG へ日時を新しく追加 | 非対応 | 既にある日時・OffsetTime だけを書き換えます |
| 音声・動画のメタデータ(ID3 タグ・MP4 タグなど) | 非対応 | ファイル名と形式(MIME)だけ表示します |
| 旧形式(.doc / .xls / .ppt)・OpenDocument(.odt など) | 非対応 | — |
| すべてのメタデータの一括削除 | 非対応 | 専用の EXIF・GPS削除 / PDFメタデータ削除 を使ってください |
制限・注意事項
- 1 ファイル 100 MB・1 回 100 ファイル・合計 500 MB までです。処理は別スレッドで 1 ファイルずつ行い、途中で中止できます。
- 日時補正と GPS 削除は JPEG のみです。編集後のファイルは、元のファイルに上書きされず、同じ名前で新しくダウンロードされます。
- 日時補正は、EXIF に既にある日時と OffsetTime を書き換えるだけで、新しい項目は作りません。年が 1〜9999 を超える補正はその項目を書き換えません。
- ファイルの更新日時(OS が持つ日時)は変更できません。ダウンロードした時点の日時になります。
- PDF の XMP を「作り直す」と、XMP にあった文書情報以外の項目(編集履歴など)は引き継がれません。
- PDF は書き直して保存するため、電子署名は無効になり、増分更新で残っていた古いリビジョン(旧い文書情報など)は出力に含まれません。
- JPEG の末尾に埋め込まれた JPEG(モーションフォトのプレビューなど)の GPS も削除しますが、その他の埋め込みデータ(動画部分など)の中身は調べません。
- Office のファイルは ZIP を組み直しますが、docProps 以外の部品は元のバイト列のままです。パスワード付き・破損した ZIP は扱えません。
- 画像に写っている内容(看板・顔・書類)や、本文に書かれた個人情報は対象外です。
プライバシーと安全性
ファイルの読み取り・解析・書き換え・ZIP の作成は、すべてお使いのブラウザの中で行います。ファイルや位置情報がサーバーへ送信・保存されることはありません。地図も読み込みません。「地図アプリで開く」リンクは、あなたが押したときだけ、その座標を付けて OpenStreetMap または Google マップを開きます(押すまでは何も送信されません)。
よくある質問
写真の撮影日時を後から変更できますか?
OffsetTime とは何ですか? 日時補正で「同じだけずらす」を選ぶのはどんなときですか?
GPS だけを削除すると、画質や他の情報は変わりますか?
PDF の作成者を変えたのに、Acrobat で古い名前が出るのはなぜですか?
Word の作成者や会社名を書き換えても、本文は壊れませんか?
位置を地図で見られないのはなぜですか?
関連ツール
ファイル診断(Universal File Inspector)
どんなファイルでもドロップするだけで、中身から本当の形式を判定し、構造・メタデータ・危険な点と、そのファイルに使えるツールを表示します。開く前の確認や、送る前の個人情報チェックに使えます。
Extract Anything
ファイルを開くと、文字・画像・表・URL / メール / 電話・QR / バーコード・添付・メタデータを種類ごとに件数つきで取り出し、抽出元(ファイル名・ページ・シート)を併記します。取り出せなかった理由も表示します。OCR は非対応です。
Archive Studio(ZIP・RAR・7z・tar.gz)
ドロップするだけで ZIP・TAR・tar.gz・gz の中身を一覧し、日本語 Windows で作られた ZIP の文字化けを直して表示します。安全に展開でき、UTF-8 のファイル名で ZIP を作り直すことも、フォルダから ZIP / tar.gz を作ることもできます。すべて端末の中で処理します。
ファイル一括リネーム
複数のルールを組み合わせて、ファイル名を一括で変更。変更前後の一覧で重複や使えない名前をその場で確認でき、名前を変えたコピーを ZIP かフォルダに保存します。ファイルはサーバーへ送信されません。
重複ファイル検出
フォルダごと読み込み、中身が完全に同じファイルをグループにして、無駄になっている容量を表示します。ファイルはアップロードされず、削除もしません。「残す/重複」の判定を CSV か JSON で保存して、あとの整理に使えます。
ファイルハッシュ・整合性確認
ファイルをドロップするだけで SHA-256 などのハッシュ値を計算し、配布元に書かれた値を貼れば「一致/不一致」をすぐ表示します。数 GB の ISO も端末の中で分割して読み込むため、アップロードは一切ありません。
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